前回の記事では、
「投資をしないこと自体がリスクになりつつある」という現実について整理しました。
では次に多くの人が悩むのが、
「投資を始めるとして、何から手をつければいいのか分からない」
という問題です。
実際、投資で失敗してしまう人の多くは、
知識が足りないというよりも、
順番を間違えたまま始めてしまっているケースがほとんどです。
この記事では、投資初心者が迷いやすいポイントを整理しながら、
失敗しにくい考え方の順番について解説していきます。
多くの初心者が「いきなり失敗」してしまう理由
投資を始めようとすると、
最初に次のような情報が目に入ってきます。
- おすすめ銘柄
- 利回りの高い投資先
- 儲かった人の体験談
しかし、これらから入ってしまうと、
自分に合っているかどうかを考える前に行動してしまうことになります。
投資で大切なのは、
「何を買うか」よりも
**「どんな考え方で始めるか」**です。
投資を始める前に整理すべき3つのこと
① 投資の目的を明確にする
まず考えるべきなのは、
なぜ投資をするのかという目的です。
- 老後の資産形成
- 将来の不安を減らしたい
- 現金だけで持つリスクを減らしたい
目的が曖昧なまま始めると、
値動きに振り回されやすくなります。
② 投資に使う期間を考える
次に考えるのは、
いつまで使う予定のないお金かという点です。
短期間で使う予定のお金を投資に回すと、
価格の上下に耐えられなくなります。
初心者ほど、
長期間使わないお金で考えることが重要です。
③ 自分が許容できるリスクを知る
投資では、
一時的に資産が減ることもあります。
そのときに
- 冷静でいられるか
- 途中でやめてしまわないか
を考えておく必要があります。
これは性格や状況によって異なり、
正解は人それぞれです。
初心者が選ぶべき投資の条件
ここまでを踏まえると、
初心者が選ぶべき投資には共通点があります。
少額から始められること
最初から大きな金額を投じる必要はありません。
少額で経験を積める仕組みが向いています。
仕組みがシンプルであること
複雑な商品や仕組みは、
理解しきれないまま続けることになります。
初心者ほど、
分かりやすい仕組みを選ぶことが大切です。
長期で考えられること
短期的な利益を狙う投資は、
判断の難易度が高くなります。
時間を味方につけられる投資のほうが、
初心者には向いています。
なぜNISAが「初心者向き」と言われるのか
ここまでの条件を満たす制度として、
よく名前が挙がるのが NISA です。
NISAは、
- 長期で考えやすい
- 少額から始められる
- 制度が比較的シンプル
といった特徴があります。
ただし、
NISAを使えば必ずうまくいくというわけではありません。
あくまで、
「初心者が考えやすい選択肢のひとつ」
として理解しておくことが大切です。
次に考えるべきこと
投資を始めるための考え方が整理できたら、
次に必要になるのは、
その考え方を実行できる環境です。
- どんな制度を使うのか
- どこで始めるのか
これらについては、
次の記事で順番に整理していきます。
まとめ
投資初心者が最初にやるべきことは、
銘柄探しでも、儲け話を追いかけることでもありません。
- 目的を考える
- 期間を考える
- リスクを理解する
この順番を守るだけで、
投資との向き合い方は大きく変わります。
焦らず、
自分に合った形で考えていきましょう。


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