「投資は怖いから、現金で持っていれば安心」
そう思っている人は多いと思います。
しかし私が考える投資をしない一番のリスクは、
現金を持っているだけで、気づかないうちに価値が減っていくことです。
今の日本では、銀行にお金を預けても利息はほとんど増えません。
一方で、食料品や日用品など、私たちの身の回りの価格は少しずつ上がっています。
つまり、
何もしていないつもりでも、現金の実質的な価値は下がっている
という状況が起きています。
日本は30年以上「お金が増えない時代」を生きてきた
日本はここ約30年間、
世界的に見ても珍しい低インフレ・デフレの時代を経験してきました。
- 給料はなかなか上がらない
- 銀行金利はほぼゼロ
- 「貯金していれば安心」という価値観が定着
この環境では、
投資をしなくても大きな不都合を感じにくかったのが事実です。
しかし近年、その前提が崩れ始めています。
- 食料品やエネルギー価格の上昇
- 円安による輸入物価の上昇
- 実質賃金の伸び悩み
これにより、
「現金を持っていれば安心」という考え方が、
少しずつ通用しなくなってきています。
インフレとデフレとは何か(最低限の理解)
ここで、この記事を読むうえで欠かせない
2つの用語を、できるだけシンプルに説明します。
インフレとは
モノやサービスの価格が上がり、お金の価値が下がることです。
例:
- 昔は100円で買えたものが、今は120円する
→ 同じ100円でも、買える量が減る
これはつまり、
現金の「実質的な価値」が下がっている状態です。
デフレとは
モノやサービスの価格が下がり、お金の価値が上がることです。
一見良いことのように見えますが、
- 企業の利益が出にくい
- 給料が上がらない
- 経済全体が停滞しやすい
という問題があります。
日本は長い間、このデフレ環境にありました。
「何もしない=安全」ではなくなった理由
デフレ時代には、
現金を持っていること自体が大きなリスクにはなりませんでした。
しかし現在は、
- 物価が上がりやすい
- 金利は依然として低い
という状況です。
この環境では、
投資をしない=お金の価値が徐々に減っていく選択
になりかねません。
投資とは、
必ずしも「大きく儲けるためのもの」ではありません。
お金の価値を守るための手段のひとつ
として考えることが、今は重要になっています。

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