投資とは?初心者が最初に知っておきたい基本をわかりやすく解説

投資の基礎

「投資に興味はあるけれど、何から勉強すればいいのかわからない」

「投資って、結局ギャンブルと何が違うの?」

これから投資を始めようとすると、こうした疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。

株式、投資信託、NISA、S&P500など、投資について調べ始めるとさまざまな言葉が出てきます。

しかし、最初からすべてを覚える必要はありません。

まず理解しておきたいのは、そもそも投資とは何なのかという基本です。

この記事では、これから投資について学びたい人に向けて、投資の基本的な考え方をできるだけシンプルに解説します。

そもそも投資とは?

投資とは、将来の利益を期待して、自分のお金を企業や金融商品などに振り向けることです。

例えば株式投資では、企業が発行している株式を購入します。

その企業が成長し、株式の価値が上昇すれば、購入したときより高い価格で売却して利益を得られる可能性があります。

企業によっては、利益の一部を「配当」として株主に還元する場合もあります。

ただし、ここで必ず覚えておきたいことがあります。

投資では利益が保証されているわけではありません。

企業の業績や経済状況などによって価格が下落し、投資した金額を下回ることもあります。

つまり投資には、

利益を得られる可能性と、損失が発生する可能性の両方がある

ということです。

貯金と投資は何が違う?

貯金と投資は、お金を管理する目的が異なります。

銀行預金は、日常生活で使うお金や近い将来必要になるお金を保管する場所として利用できます。

一方、投資は価格変動などのリスクを受け入れながら、将来的に資産が増える可能性を求めるものです。

そのため、

貯金か投資か、どちらか一方を選ばなければならないわけではありません。

例えば、

生活費や緊急時に必要なお金は預金として確保する。

しばらく使う予定のない余裕資金の一部を投資に回す。

というように、それぞれの役割を分けて考えることができます。

投資とギャンブルは同じ?

「投資はギャンブルみたいで怖い」

というイメージを持っている人もいるかもしれません。

確かに、どちらにもお金を失う可能性があります。

しかし、投資とギャンブルをまったく同じものとして考えるのは適切ではありません。

例えば株式投資では、企業の事業活動や利益、将来の成長などを背景として株式の価値が形成されます。

また、複数の企業や資産に分散したり、長期間保有したりすることで、リスクを管理する考え方もあります。

ただし、投資であっても短期間の値動きだけを狙った取引や、特定の商品に資金を集中させる行動などでは、大きな損失につながる可能性があります。

重要なのは、

「投資だから安全」「ギャンブルだから危険」と単純に分けるのではなく、どのようなリスクを取っているのかを理解すること

です。

「リスク=危険」だけではない

投資の世界では「リスク」という言葉が頻繁に登場します。

日常会話では、

「リスク=危険」

という意味で使われることが多いですが、投資では一般的にリターンの不確実性や値動きの振れ幅という意味でも使われます。

例えば100万円を投資したとして、

翌年に105万円になっている可能性もあれば、

95万円になっている可能性もあります。

このように将来の結果が確定していないことが、投資におけるリスクです。

基本的には、大きなリターンを期待するほど大きな価格変動を受け入れる必要があります。

大きな利益だけを期待して、損失の可能性を無視することはできません。

投資で大切なのは「余裕資金」

投資を始めるときに特に重要なのが、

当面の生活に必要なお金まで投資しないこと

です。

投資した金融商品の価格が、必要なタイミングで上昇しているとは限りません。

例えば来月必要になる家賃や生活費を投資してしまい、その直後に価格が下落すると、損失が出ている状態で売却せざるを得なくなる可能性があります。

そのため投資を考える前に、

  • 日常生活に必要なお金
  • 近いうちに使う予定のお金
  • 緊急時に備えるお金

などを確保し、そのうえで投資に回せるお金を考えることが重要です。

初心者ほど「一気に増やそう」と考えない

投資を始めると、

「できるだけ早くお金を増やしたい」

と思うこともあるでしょう。

しかし、高いリターンを期待できる投資には、それに応じたリスクがあります。

SNSなどで大きな利益を出した人を見ても、同じ結果を再現できるとは限りません。

投資では、

どれだけ儲かるかだけではなく、どの程度の損失なら自分が受け入れられるか

を考えることも重要です。

特に初心者は、少額から始めながら投資の値動きや仕組みに慣れていくという方法があります。

投資を始める前に覚えておきたい3つのこと

ここまでの内容を、3つにまとめます。

1.投資に元本保証はない

投資した金額より資産価値が下がる可能性があります。

「絶対に儲かる」という前提で投資を始めないことが重要です。

2.生活に必要なお金は投資しない

投資は余裕資金の範囲で考えます。

短期間で必要になるお金まで投資してしまうと、価格が下落したときに冷静な判断が難しくなります。

3.理解できないものに投資しない

金融商品には、それぞれ異なる仕組みとリスクがあります。

「みんなが買っているから」

「SNSで話題だから」

という理由だけで購入するのではなく、

自分のお金が何に投資され、どのような理由で価格が変動するのか

をある程度理解してから判断することが大切です。

では、なぜ投資をする必要があるのか?

ここまで読むと、

「損をする可能性があるなら、現金で持っていた方が安全なのでは?」

と思うかもしれません。

ここで次の重要なテーマが出てきます。

それが、

インフレによって現金の実質的な価値が低下する可能性

です。

100万円という数字そのものが変わらなくても、物価が上昇すれば100万円で購入できるモノやサービスの量は減っていきます。

つまり、

投資にはリスクがありますが、現金だけを持つことにも別のリスクがあります。

次の記事では、「投資をしないリスク」とインフレについて詳しく見ていきます。

まとめ

投資を始める前に大切なのは、いきなり「何を買えば儲かるのか」を探すことではありません。

まず、

投資とは何か

どのようなリスクがあるのか

なぜ投資をするのか

という基本を理解することが先です。

投資に元本保証はありません。

だからこそ、生活に必要なお金とは分け、余裕資金の範囲で、自分が理解できるものから考えていくことが重要です。

次の記事では、

「投資をしないことにもリスクはあるのか?」

という疑問から、インフレと現金の価値について解説します。

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